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三生化工株式会社

アルファー・ゾル4

076-266-8511

生コンにアルファー・ゾル-4を混ぜ込むだけでコンクリート構造物の耐食性、耐水性、耐久性が飛躍的に向上します。

屋上躯体防水工法

1.理解図
従 来 工 法   アルファー・ ゾル4混入工法
[屋上防水標準仕様]
@ 屋上アスファルト防水
A 押さえコンクリート
B 伸縮目地
C 立上がりレンが押さえ
モルタルコテ仕上げ
  [アルファー・ゾル屋上防水仕様]
アルファー・ゾル4混入(10kg/m³)
コンクリート即コテ押さえ

2.特 長
1.SIMPLE
防水に関わる納まりがシンプルになり,パラペット等複雑な納まりから開放されます。
2.工期短縮・コストダウン
上記に伴う工期短縮、大幅な防水工事費のコストダウンによりローコスト建築に最適で、またVE案としては耐久性の飛躍的向上及びメンテナンスの簡便さによりユーザーの利益につながる提案となります。
3.建築物の長寿命化
a. アルファー・ゾル4混入コンクリートは、確実な、群を抜く遮水性能があります。
b. アルファー・ゾル4混入コンクリートは、これをコンクリート内部で反応させ封じ込めるため、防水性能はコンクリート寿命と同じで従来工法の様に10〜15年毎の防水のやり替えは原則として不要で、 かつアルファー・ゾル4の混入によりコンクリート躯体の耐久性を高める効果があります。
4.高資産価値の維持
a. 躯体防水の漏水の原因である貫通クラック及び打継ぎ面ジャンカ等が目視により工事期間中に簡単に発見が可能で補修も注入等で簡便に済む。 万一、竣工後、地震や構造上の原因で貫通クラックが生じ、漏水事故が発生しても同様にその原因箇所の発見と補修が容易です。
従来工法の場合は、防水層の漏水の箇所の特定が出来ず全部やり替えざるを得ない場合がよく見受けられます。
b. 通常のヘアークラックは貫通クラックでない以上漏水にまで到りません。同時に微小のヘアークラックに対しては自癒作用があります。
クラックから即漏水につながるのではないかと不安を感じられるかと思われますが、余程の構造的要因がなければ通常のクラックから漏水にまで到ることはありません。 当工法(樹脂アスファルトエマルジョン系防水剤による躯体防水)が確立されてから20年以上経過していますが数多くの実例の中で実証されています。
5.環境への配慮
躯体防水は、工事の簡略により飛躍的にCO2削減に貢献します。CO2発生率は従来工法(熱アスファルト)に比べ、約1/10以下となります。
6.空気の非連行性
アルファー・ゾル4には空気連行性がないのでコンクリート強度には全く影響がありません。


地下躯体防水工法

1.理解図
従 来 工 法   アルファー・ ゾル4混入工法
[地下防水標準仕様]
@ 打継止水板処理
A セパレーターのPコン穴処理
B 地下外壁部防水モルタル及び浸透性防水
C 二重壁設置
D 床面・室内アスファルト防水
E 床面押さえコンクリートまたはモルタル
※ 止水板、Pコン穴処理費含まず
  [アルファー・ゾル地下防水仕様]
@ 打継止水板処理
A セパレーターのPコン穴処理
B アルファー・ゾル4(10kg/m³)混入コンクリート
C 条件により二重壁を省略できる場合がある
※ 止水板、Pコン穴処理費含まず
※ 二重壁含まず

2.特 長
1. 防水に関わる納まりのシンプル化。
2. 上記に伴う工期短縮、大幅な防水工事費のコストダウン。
3. 確実な性能と耐久性向上
a. アルファー・ゾル4混入コンクリートの確実な群を抜く遮水性能。 従来工法の室内側からの防水モルタルコテ押さえ及び種々の内防水では外部水圧に抵抗できないため水漏れは完全には防ぎきれないが、 本工法では確実に遮水しかつコンクリート自体の吸水率が低いため地下室が従来工法に比べカラリとします。
b. アルファー・ゾル4混入コンクリートは、地下水の浸透を防ぐのでコンクリートの中性化、鉄筋の腐蝕防止など耐久性向上に大きく貢献します。
4. メンテナンスの簡便さと安全性
a. 躯体防水の漏水の原因である貫通クラック及び打継面、ジャンカ、セパ穴等、目視により工事期間中に簡単に発見が可能で補修も注入等で簡単に済みます。 万一竣工後地震や構造上の原因で貫通クラックが生じ、漏水事故が発生しても同様にその原因箇所の発見と補修が容易であるのが本工法の特徴のひとつです。
b. 通常のヘアークラックは、貫通クラックではない以上漏水にまで到りませんし、微小のヘアークラックであれば自癒作用により閉塞されます。 『クラックの発生は、即漏水につながるのではないか?』と不安を感じられるかと思いますが、 当工法(アスファルト系エマルジョンによる躯体防水工法)が確立されてから20年以上経過し数多くの実例の中で実証されています。
5. 従来工法では二重壁の設置が不可欠でしたが、地下室を居室としたり、美観を保つ、或いは結露が発生し易い条件では、二重壁が必要になります。 しかし、地下室を駐車場、機械室、倉庫等に使用する場合は、二重壁を省略し、地下室の有効面積を増やす事ができます。 この場合、万一クラックなどで漏水した場合は、止水処理を行いますが、予め壁際に側溝を設けて置く事も一方策です。
6. アルファー・ゾル4混入コンクリートは高い水密性コンクリートになり、その分断熱性も向上するので無混入コンクリートに比べ結露防止効果を発揮します。 しかし換気、通風等の配慮がない場合には結露する可能性もありその対策が必要です。
7. 躯体防水は工事の簡略化により飛躍的にCO2 削減に貢献します。
8. アルファー・ゾル4には空気連行性がないのでコンクリート強度には全く悪影響を及ぼしません。