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ロープ伏工内の製品・工法 |
従法であるポケット式ロックネットは、落石の受入れ口を設ける支柱の間隔が標準3mと狭いため支柱や吊りロープへ落石が直撃する可能性が高く、破損の心配がありました。カーテンネットは支柱間隔を大きくとり、ロープ間隔を密にして落石の衝突を減少させ、エネルギー吸収能力を向上させています。
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■強靱で落石エネルギーの吸収能力が優れています。
縦・横ロープ(主・補強)は1.0m間隔と密に組み合せてあるので、落石がロープに当たる確率が高くなり、伝達機能が良くなるとともにカーテン部の死荷重が増し、衝突前後のエネルギー差が大きくなって全体の吸収エネルギーも高くなります。また、従来のポケット式ロックネットより強度が高い構造です。
■施工部分より高所からの落石に有効です。
施工部上端はポケットのように開口しているため、施工部上端より高所で発生した落石も確実にキャッチします。
■支柱間隔を大きくとばすことができます。
沢状斜面や内カーブの斜面、不安定な岩盤などの区域を避け、支柱を安定した箇所までとばすことができます。また、起伏の著しい斜面の場合は支柱を設置せず、アンカーを直接岩盤に設置し、最上段横ロープを張設することもできます。
■落石を容易に受入れることができ、維持管理が容易です。
支柱および吊ロープが両サイドのみであるため落石がカーテン部のみに当たり、傷みが少なくスムーズに受け止めることができます。溜まった落石をカーテン部の下から取り出すことができます。
■支柱は堅牢で、施工も容易で安全です。
支柱断面が大きく、補強板を入れているので堅牢です。また、支柱はヒンジ構造になっており、タラップを設けているので施工が容易です。
■自然に調和し美観性に優れています。
地形に沿った落石防護工のため自然のフォルムを損ないません。
国土交通省:新技術情報提供システム(NETIS)
・登録番号/SK-980029-A
技術名称/カーテンネット(CN工法)
・登録番号/KT-050045-A
技術名称/タフコーティッド製品
PAT No.2916633.1102041.3258994
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